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2012年2月

2012年2月29日 (水)

3→2→1

 野田内閣になって2回目の党首討論。今回もみんなの党は排除された。前回は民主党が反対したためだが、今回は自民党が姑息な抵抗を行った。

 

 先の参議院選で10名が当選したみんなの党は、党首討論の参加資格を獲得。ところが、自民党などが、四の五のイチャモンをつけては、私の参加を拒んできた。

 

 要は、増税一門の八百長相撲にガチンコ力士が登場するのは、マズイということ。今回も、谷垣総裁が野田総理に突っ込まれ、消費増税で年金財源をまかなうことを、あっさり認めた。

 

 国民が野田政治に反応しなくなりつつある。「またしてもダメ政権か」という感じ。諦めムードが蔓延している。

 

 大阪W選の直前、橋下“スキャンダル”報道の先鞭をつけた新潮45が相変わらず、反橋下キャンペーンをやっている。佐伯啓思京大教授の「『橋下現象』のイヤな感じ」がその代表格。

 

 佐伯氏いわく。「橋下氏を変革の救世主としたい気持ちもわからないではない。しかし、それは一歩間違えば、・・・ハーメルンの笛吹き男に導かれて水中へ沈んでゆくネズミの群れになりかねません。」

 

 この類の感情的独裁者排除論が後を絶たない。しかし。佐伯氏自身がカール・シュミットの言葉を解説しているように、「危機の時代」には期限付きの「委任独裁」者が、敵と友を峻別し、重要事項を決断しなければならない。

 

 この決断こそ政治の本質であり、非常事態においてこそ、政治家の真価が問われる。危機の中で瞬時の決断を要する時は、一種の独裁的権力行使が必要となる。反射神経が歪むと、菅直人になってしまうノダ。

 

 野田氏に望むらくはただ1つ。支持率が低下しているから解散しないで延命をはかる、などという麻生内閣の二番煎じはやめること。

 

 野田氏の尊敬する政治家は、浅沼稲次郎、ジョン・F・ケネディ、大平正芳と非業の死をとげた人ばかり。「男子の本壊」風“滅びの美学”は、旧大蔵省のDNAだ。

 

 今日の討論でも、野田氏と谷垣氏は同じ穴のムジナであることが分かった。増税一門が大連立を宣言して、国民に信を問えばよい。

 

 その時、われわれは第3極ではなく、第2極となる。当然、その次は第1極を目指す。

2012年2月13日 (月)

NO Decisive Actionの打破

 総理大臣を直接国民が選ぶ「首相国民推薦投票」制度の勉強会を行った。講師は小林良彰慶応義塾大学教授。

 首相公選制は憲法改正が必要だが、小林案は「議院内閣制型首相公選論」である。

 憲法67条で、総理は国会議員の中から国会の議決で指名することになっている。

 そこで、総選挙の際、各党または政党連合が首相候補を定めて有権者に提示する。有権者は首相に最もふさわしいと考える候補者に投票する。

 投票の結果、相対多数の票を得た者が国会における唯一の首相候補となり、国民の選択を最大限に尊重して国会が承認し、天皇が任命する。

 天皇が元首であることに変わりはない。国会が議員の数の論理で裏切ったら、国民の指弾を浴びる。

 総理が任期途中で病気退陣など代わったら、もう一度総選挙をやり直すか、国民投票だけやって国民の意思を確かめればよい。この場合の選挙期間は10日ぐらい。

 総理大臣をコロコロ変えず、総理の実質的権限を強化することこそ、真の政治主導の要諦である。総理が同等者中の第一人者ではダメなのだ。

 今は「各省大臣の人事権」などと称して役人が仲間内人事をやり続けている。各省なわ張り主義と年功序列・試験区分による身分制人事をやめさせる。

 総理官邸にヒト・モノ・カネ、即ち内閣人事局、総理直属の国家戦略スタッフ、内閣予算局を作ることによって政治主導は完成する。

 その正統性の根拠が国民投票による事実上の総理選抜だ。今のやり方では、結局、官僚主導が続き、総理は官僚路線以外は、NO Decisive Action(NODA)となる。

 コロコロ変わる総理は野田氏で終わりにしよう!!

2012年2月 1日 (水)

政界ビッグバン

新党構想がテンコ盛りだ。私の経験では、国会議員が国会の中で作った新党は失敗し、国会の外で作った新党は成功する「法則」がある。

 

 前者は、政党要件の現職5人をクリアーするための数合わせか、政党助成金狙いが露骨で、魂胆を見透かされてしまうのがオチ。

 

 後者は、「何をやるか」のアジェンダがしっかりしており、覚悟と戦略がついていれば、国民は見離さない。おカネは後からついてくる。

 

 石原・橋下・大村三都物語は、「政党」にするのが、「地域政党連合」なのか不明だが、国会の外で作る政治勢力として非常にインパクトが出てくると思う。要は、「何をやるか」のアジェンダが肝心。

 

 こういう動きは、古い既成政党に対し、大変な脅威をもたらす。風で当選した新人議員などは相当ビビッているんだろう。橋下さんには是非、ブラフをかけ続けてほしい。

 

 みんなの党が用意している法案、大阪都を創設する地方自治法改正案、その出口戦略となる「道州制基本法案」、首長が教育目標を設定できる地方教育?の改革促進法案、など高いレバレッジが効いてくる。

 

 今国会で敵と味方の峻別をしていくことになる。

 

 みんなの党はアジェンダの政党であり、アジェンダが同じなら一緒に行動するし、違えば別々に動くだけだ。アジェンダの下に政界()再編を行うことは、みんなの党結党宣言にも書いてある。望むところだ。

 

 今年は日本の政界ビックバンになるだろう。

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