3→2→1
野田内閣になって2回目の党首討論。今回もみんなの党は排除された。前回は民主党が反対したためだが、今回は自民党が姑息な抵抗を行った。
先の参議院選で10名が当選したみんなの党は、党首討論の参加資格を獲得。ところが、自民党などが、四の五のイチャモンをつけては、私の参加を拒んできた。
要は、増税一門の八百長相撲にガチンコ力士が登場するのは、マズイということ。今回も、谷垣総裁が野田総理に突っ込まれ、消費増税で年金財源をまかなうことを、あっさり認めた。
国民が野田政治に反応しなくなりつつある。「またしてもダメ政権か」という感じ。諦めムードが蔓延している。
大阪W選の直前、橋下“スキャンダル”報道の先鞭をつけた新潮45が相変わらず、反橋下キャンペーンをやっている。佐伯啓思京大教授の「『橋下現象』のイヤな感じ」がその代表格。
佐伯氏いわく。「橋下氏を変革の救世主としたい気持ちもわからないではない。しかし、それは一歩間違えば、・・・ハーメルンの笛吹き男に導かれて水中へ沈んでゆくネズミの群れになりかねません。」
この類の感情的独裁者排除論が後を絶たない。しかし。佐伯氏自身がカール・シュミットの言葉を解説しているように、「危機の時代」には期限付きの「委任独裁」者が、敵と友を峻別し、重要事項を決断しなければならない。
この決断こそ政治の本質であり、非常事態においてこそ、政治家の真価が問われる。危機の中で瞬時の決断を要する時は、一種の独裁的権力行使が必要となる。反射神経が歪むと、菅直人になってしまうノダ。
野田氏に望むらくはただ1つ。支持率が低下しているから解散しないで延命をはかる、などという麻生内閣の二番煎じはやめること。
野田氏の尊敬する政治家は、浅沼稲次郎、ジョン・F・ケネディ、大平正芳と非業の死をとげた人ばかり。「男子の本壊」風“滅びの美学”は、旧大蔵省のDNAだ。
今日の討論でも、野田氏と谷垣氏は同じ穴のムジナであることが分かった。増税一門が大連立を宣言して、国民に信を問えばよい。
その時、われわれは第3極ではなく、第2極となる。当然、その次は第1極を目指す。