2012年5月15日 (火)

もう、ウンザリだ!

 野田総理が命を賭けるという増税法案の行方は?解散と絡んで4つのシナリオがある。第一に、増税あり・解散なし、のケース。野田総理は喜び、谷垣総裁は終了!自民党の派閥領袖クラスや谷垣総裁を取り替えたい人達も、喜ぶ。

 第二のケース。増税あり・解散あり。谷垣総裁が喜び、野田総理は終了!民主党は激減するだろう。この場合、話し合い談合解散になるので、総選挙後の大連立もあり得る。増税翼賛体制が確立すると言ってよい。

 第三に、増税なし・解散なしのケース。一番喜ぶのは、小沢一郎氏。野田・谷垣両氏とも終了!9月の代表選・総裁選でそれぞれクビがすげ替えられるだろう。一方、小沢氏は復活、代表選ではダミーを立てて、傀儡政権作りに入る。

 第四に、増税なし・解散あり、のケース。一番喜ぶのは、国民!総選挙では、増税勢力に鉄槌が下されるだろう。野田・谷垣両氏とも終了。総選挙の結果次第で、政界ビッグバンが起こる可能性が高まる。

 ところが、民主党興石幹事長は何とか総選挙を先送りしようとして、W選挙を言い始めた。一票の格差是正も選挙制度改革も口ばかりで、本気のやる気が感じられない。

 結局、野田総理と自民党守旧派がつるんで、自民の増税対案(最低保障年金・後期高齢者医療制度の廃止・歳入庁の創設を抜いたもの)を丸飲みしてしまう可能性が高まっている。

 民主党が3年前の総選挙で金科玉条のごとく掲げた政策が、あえなく葬り去られる。マニフェスト詐欺が累犯化していく。

 党首討論で私が、「野田内閣はできそこないの自民党内閣」と言ったら、野田氏は「自民党に失礼じゃないか」と反論した。よく考えてみよ。自民党内閣時代の方が、まだマシと言っているノダ。

 解散に追い込むためには、まず、一票の格差是正(0増5減)を先行してやる。次に民・自の反増税勢力が勢いを増すことを期待する。当然、「反増税」という限りにおいて連携する。最後は総理問責で増税法案を通さない。これができれば、第四のシナリオが実現!溜まりに溜まったエントロピーが一掃され、新しいエネルギーが吹き込まれる。

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